2018年12月12日(水)

スピリッツ

GORDON’S London Dry Gin

GORDON’S GIN

「ゴードン」は世界で初めて“ジントニック”を生んだブランドといわれています。創設者のアレクサンダー・ゴードンは世界中を探索した結果、1769年、ついにジンを造るにふさわしいハーブとボタニカル(香味植物)の組み合わせを探し当て、ロンドンのクラーケンウェル地区に蒸溜所を設立しました。このドライ・ジンはロンドンで成功し、その製造法は今でも変更されておらず、特許を取得しています製造方法は世界中で12人しか知らず、200年の間秘密とされています

 

後に人気を博した「ゴードン ロンドン ドライジン」は、1898年には増え続ける需要に対応するため、生産拠点をロンドンのゴスウェル通りに移しました。この時、チャールズ・タンカレー社と出会い、後のタンカレー・ゴードン社の設立へとつながりました。現在では約180ヵ国で愛飲され、世界で一番売れているジンとなっています。

 

 

1990年頃まではイギリスのパブで出されるスタンダードなジンであり、”ゴードンズ・アンド・トニック” はよく知られていました。また007の小説カジノ・ロワイヤルではジェームズボンドがマティーニを注文する際、ベースにゴードンズを指定しています。これはヴェスパーとして映画で再現されました。